【アヒル取り競争】は、もうやめて。

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こんにちは、猫丸庵の女将です。

もうすぐ糸満ハーレーですね。
糸満ハーレーは毎年旧暦の5月4日(ユッカヌヒー)に開催され、今年は4年ぶりに6月21日(水)に開催されるそうです。

この糸満ハーレー、伝統行事で続くのは素晴らしいことだと思うのですが、プログラムに含まれる【アヒル取り競争】という生きたアヒルを海に逃がし、参加者が泳いで追いかけて捕まえてとるというものがありまして…

生き物をあのような形で人間が追い回して捕まえるものがプログラムにあり続けることを、沖縄に住みながら、20年以上…ずーっとやめて欲しいと思っていました。

糸満ハーレーは、素晴らしい行事だと思っています。
でもね、【アヒル取り競争】がね…ひっかかるんです。

アヒル取り競争反対!
アヒル取り競争反対!

思っているだけでは始まらない!ということで、今年は初めて糸満市役所の市民生活環境課 生活環境係さんにお問合せ窓口からメールフォームで、そして糸満漁港組合さんにFAXで意見を提出しました。

提出した文章は下記になります。

コロナの影響もようやく落ち着きを取り戻し、4年ぶりの糸満ハーレーの開催、誠におめでとうございます。

糸満の伝統行事として「糸満ハーレー」が続くことは、喜ばしいことだとは思うのですが、【アヒル取り競争】というプログラムだけは、後世に残すべきものなのか疑問に感じております。

昨今は、動物愛護管理法も改定され動物虐待等の禁止や適正な取り扱いについて処罰も重くなって来ています。アヒルは、この法律において愛護動物とされています。
そして、アヒルがたとえ家畜だからと言っても、農林水産省が普及に努めているアニマルウェルフェアの観点からも外れた行為です。

アヒルだけではなくスイカやもずくと交換ができるボールも投げ込まれると聞いております、是非アヒルを使うのはもう止めて、健全なものに代えていってはいただけないものでしょうか。
アヒルは爪も鋭いので、怪我をする子供も多いことでしょう。

風切り羽を切られた逃げ足を弱められたアヒルを追いかけて恐怖に怯えさせ手加減無しに捕まえる姿を笑いながら観る行為は、客観的に見ると、とても野蛮な行為です。
インバウンド効果で世界中の注目を浴びている沖縄県、このような野蛮な行為を切り抜いて世界に発信される前に、是非とも中止をご検討ください。

【アヒル取り競争】に関して、反対だと感じる方がいらしたら、決して攻撃的にならないで、意見を伝えてみませんか?
本物のアヒルでやる必要って、本当にあるんでしょうか?
想像しちゃうんです、追い回されているアヒルの気持ちを…
【アヒル取り競争】で使われる、まさにその同じ種類のアヒルが我が家にはいるからなおさら…

ちょっと!ありえないんですけどっ!!

【アヒル取り競争】に使われるアヒルは、唯一の逃げる手段の羽を切られています。彼らは飛んで逃げることもできないのです。本来の力で逃げられない弱ったアヒルを追い回して楽しむ競技なんて、私は一刻も早くなくなって欲しいです。

【アヒル取り競争】というものの存在を知らない方もいらっしゃると思い、今の気持ちを投稿させていただきました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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  1. 知念 慎 より:

    那覇市民です。糸満ハーレーはもちろん知ってましたが、アヒル取り競争、こんな野蛮な行事があったなんて初めて知りました。恥ずかしい。snsで情報がすぐ広がる時代です。すぐやめるべき。糸満ハーレーが素晴らしい地域行事であるだけに非常に残念です。

  2. 佐藤真紀子 より:

    糸満ハーレーが、アヒル虐待行為で有名になる前に、アヒル狩り止めるべき!

  3. 猫丸庵の女将 より:

    知念さま、コメントありがとうございます。
    今年は残念ながら開催されてしまいましたが、多くの方が知ってくれれば、明らかに動物虐待なので、代替えになると信じて来年は無くなるよう行動し続けます!

  4. 猫丸庵の女将 より:

    佐藤さま、コメントありがとうございます。
    本当に、こんな野蛮なプログラム、早くやめた方がいいのにと願ってやみません。

  5. ラッキー より:

    20数羽のアヒルの羽を切って湖でなく海に放ち
    首を絞めて捕まえて殺した衝撃映像が目に焼き付いています たくさんの子供も目にする事でしょう 動物愛護法違反の動かぬ証拠映像です
    北京ダックやフォアグラとは別の次元の話 沖縄人はアヒルを食するの?牧場の牛に執拗に蹴りを入れていた映像ですら捜査対象になりました ポリゴンショック的な被害を受けた人は大勢いるはず やったことに対し厳罰を望む

  6. 猫丸庵の女将 より:

    ラッキーさん、コメントありがとうございます。
    アヒル取り競争が、生きたアヒルを使わない別な形になるといいですね。

  7. ミユ より:

    今朝のニュースで知りました。アヒルが可哀想で見ていられませんでした。伝統だか何だかしりませんが、生き物を苦しめてなんの意味があるかわかりません。来年からなくなってほしい。

  8. 猫丸庵の女将 より:

    ミユさんコメントありがとうございます。
    アヒル取り競争事態は、60年前くらいから加わったプログラムらしくて、伝統行事はハーレーなんです。(全国ニュース、間違った報道多々ありました)
    生きたアヒルではなくラジコンの船や別のものに取り替わることを願ってやみません。

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