こんにちは、猫丸庵の女将です。
本日、我が家のあひる軍団の糸満のり子とナゴが猫丸庵を卒業し、バリケンアヒルの楽園へとお引越しいたしました。
ナゴは 、2022年9月にやってきた糸満のり子。
どちらも、元々は家畜として飼われていた子たちです。
バリケンアヒルは飛ぶので、飼育環境から逃げてきて、誰かに見つかって通報されて、警察に捕獲され、動物愛護管理センターへ送られます。
家畜として飼われた彼らは1羽減ろうと気付かれない飼われ方をしておりますので、動物愛護管理センターに問い合わせたり、探しに来る家畜の飼い主はほぼいません。
そうなると家畜の立場は弱く、収容期間を過ぎれば殺処分の対象となってしまいます。
そういう訳アリのアヒルたちが、NPO法人あひるネットワークのサポート等を受け猫丸庵で暮らしています。
そんな我が家のアヒルもナゴ、糸満のり子、ザキミ、南ちゃんと4羽になって、お世辞でも広いと言えない環境を心苦しく思う毎日でした。
そんな中、またしても動物愛護管理センターにアヒルが保護されたという事を知り、しかもそのアヒルはバリケンアヒルの雄と聞き、「我が家では無理だ…」と困っておりました。
狭さだけでなく、我が家には雄のコールダックの南ちゃんがいます。
ここに巨大な雄バリケンを入れると、勢力争いで南ちゃんが負傷するリスクが高いのです…
ふと、広大な自然の中でバリケンアヒルを飼っていた方を思い出し、藁をもすがる思いでお願いしてみたところ、受け入れを承諾してくださいました。
そして、アヒルは、雄よりも雌が多い方が雌の負担が少ないということや、我が家では狭くてかわいそうすぎるナゴと糸満のり子の幸せを考え、うちの2羽も一緒にお願いすることにしました。
ザキミと南ちゃんは、この春からカップルになっている事と、ザキミは家畜だったころに受けた傷で脚が片方障がいをおっているということもあり、2羽は我が家に残し、ナゴと糸満のり子を嫁に出すことにしました。
彼らが移り住んだ場所がこちら!
住んだ池のある森の中、最高の居場所です!まさにバリケンアヒルの楽園です!!
私もココに住みたーい!!
元からいたアヒルたちが3羽(雄1羽、雌2羽)、そこに今回センターから来た雄アヒル1羽とナゴとのり子の雌2羽で、総勢6羽がこれからここで暮らします。
緊張した対面の瞬間ですが、争うこともなく、平和に一緒になってくれました。(´▽`) ホッ
雌アヒルは3羽が白いので、ナゴが少し緊張しているようでしたが、時間が経てば慣れてくれると思います。
ナゴ、ファイトいっぱーつ!!
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最近カップルになってしまった南ちゃんとザキミw
アヒルたちと一緒に森に住みたいと思ってしまう女将がやっている猫丸庵は、土日祝日もやってます。
定休日は水曜日と木曜日です。
それ以外の曜日は年末年始以外は11:30~16:00までやってます。
どうぞ宜しくお願いいたします<(_ _)>