公園に捨てられたあひる シャク爺の物語

こんにちは、猫丸庵の女将です。
今日は、アヒルのお話をさせてください。

沖縄では、あまり見かけませんが、本州ではペットとして飼われていたアヒルを川や公園の池などに捨てる人が後を絶ちません。

捨てられるアヒルの大半は、ペキンダックという種類。アフラックのCMキャラクターのアヒルもモデルはペキンダックです。

このペキンダックは、食用として改良された種で、太りやすくて飛べないアヒルです。
人間に懐きやすくとてもとてもかわいいのですが、自然に帰してあげよう的な間違った考えで捨てる人が多いです。

公園に捨てられたあひる―シャク爺の物語―

猫丸庵に置いてある絵本『公園に捨てられたあひる―シャク爺の物語―』は、そんな捨てられてしまったアヒルの悲しい実話を元に描かれています。(こちらで販売中です)

そして現在、この絵本を題材にしたミュージカル「公園に捨てられたあひる―シャク爺の物語―」を再演する為のクラウドファンディングの支援を募っております。

保護あひるの現状を知ってもらうためのミュージカルを再演したい
この支援は目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができるAll-or-Nothing方式です。
支援募集は5月31日(火)午後11:00までとなっております。

アヒルの現状を多くの人に知ってもらう為、そしてコロナで厳しいエンタメ業界の為に、賛同いただける方は是非、ご支援の程、宜しくお願いいたします。

ところで猫丸庵の看板アヒルのウルマ(写真左)とナゴですが、彼らはガンガンに飛べて野性味あふれています(特にナゴの種の方)、首里城にほど近い龍譚池で自然繁殖するくらいワイルドです(;´∀`)

この二羽も、人が飼育していたものが逃げたパターンです。
シャク爺と違うのは、動物愛護センター送りになったという事ですかねぇ…
動物愛護センターに行ったら、それも過酷で、アヒルや鶏は殺処分になってしまいます。

殺処分前に、愛護団体のボランティアの方によって繋げられ、我が家にやってきました。

そして、彼らは人間が食用の為、家畜として飼われていて、そこから逃げた子たちです。

逃げて、のびのびと暮らしていたところ捕まってしまったパターンです。複雑な心境になります…

我が家に来たからには、できるだけ住みよい環境を、と狭いながら試行錯誤しながらお世話をさせていただいているという現状です。

本心では、もっと自然豊かで広い池などで暮らせたら幸せだろうなぁと思ってます。

池を所有する甲斐性のない女将がやっている猫丸庵は、木曜日と金曜日が定休日、それ以外は土日祭日もやってます。
営業時間は11:30~16:00です。

どうぞ宜しくお願いいたします。

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